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They're off!

「They're off!」とは「スタートしました」の意。スタートの気持ちを忘れずに、競馬についての覚書、所感などを書き綴ります。

武豊インタビュー集スペシャル 名馬篇

隙間時間に少しずつ読み進めていた本がようやく読み終わりました。
島田明宏さんの『武豊インタビュー集スペシャル 名馬篇』です。

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武豊騎手は言わずと知れた名ジョッキーですが、武騎手と競馬の関係を紐解くヒントがたくさん散りばめられているのが本書です。
インタビューという特性上、武騎手を身近に感じることが出来ます。

前半は日本ダービー天皇賞有馬記念などの大レースで活躍した名馬たちへの想いやレース前の意気込みなどが綴られています。
1996年から2000年あたりまでのインタビューがまとめられており、ダンスインザダークスペシャルウィークアドマイヤベガメジロマックイーンなど、出てくる名前のどれもが記憶に残る名馬たちばかり。
そんな名馬たちと数々の素晴らしい結果を残し続けてきた、武豊という存在の大きさを改めて感じました。
そして回顧録、ファンとのQ&Aがあり、武豊の素顔に少しだけ近づけたところで、最後の章のタイトルはそのものずばり「ディープインパクト」。
ディープインパクトが武騎手にとってどれほど特別な馬だったのかというのがよくわかる章となっています。

わたしが一番感激したのは、武豊騎手の競馬に対する考え方や姿勢です。
以前から武騎手のその真摯さを尊敬していたのですが、この本を読んでその想いがますます強くなりました。
それぞれの名馬たちとの向き合い方やその語り口から、この人は本当に競馬を愛しているのだな、というのがひしひしと伝わってきました。

武豊騎手は、わたしが競馬を好きになるきっかけを作った人でもあります。
1990年の有馬記念オグリキャップの復活ラストラン。
レース後、柔らかなオレンジの陽が差す中山のターフで、手を挙げて大歓声に応える武騎手の姿に、当時6歳だったわたしは心から感動しました。
幼少の頃のことはあまり覚えていないのですが、テレビで見たあのシーンだけは今もしっかりと脳裏に焼き付いています。

わたしにとって、武豊騎手はヒーローのような存在です。
競馬に捧げる彼の生き方は憧れそのもの。
わたしも武さんのように、競馬に寄り添って生きていたいと思います。

ちなみにこの『武豊インタビュー集スペシャル』は『名馬篇』ともう一冊、『勝負篇』があります。
そちらも読みましたが、やはり武豊騎手の偉大さを感じられる内容となっていました。
武豊ファンの方は、ぜひお手にとってみてください。